統一鉄道 北半分 (その1)

 
 
 ということで、夜のハノイ駅。乗客は外国人が多いです。地元民はバスなんでしょうねぇ。
待合室には売店もあり、食料調達は問題有りません。そう言えば、駅舎にはロッテリアがあります。
 
 
 
23時発の列車に対し、22時すぎに改札開始。各車両の入口で担当者がお出迎え…、まるで中国。ただ、中国に比べ、かなりゆるそうですが。
列車は機関車を除き12両編成。先頭は食堂車(号車番号無)、1〜3号車が「Soft Seat」(1等座席)、4〜7号車が「Hard Bed」(2等寝台)、8〜10号車が「Soft Bed」(1等寝台)、最後尾が電源車、です。

今回、私が購入出来たのは、「Hard bed」。写真の通りの3段寝台で、Hard Sheetのように板張りかと思ったのですが、やや硬いものの、普通のベッドでした。

ちなみに、「Soft Bed」は2段寝台です。

寝台の造りは中国風で、中段・上段に登るはしごが無いので、足をかけるところはあるものの、かなり登りにくいです。

上段は当然、狭いですが(中国の車両より狭いですから)、通路の上が物置として使えるので、若干広く感じます。

運賃は上中下段で若干運賃が違いますが、やはり下段が思いっきり快適です。下段にしておいて良かった(^^)。 
各車両には、写真のような給湯器があります。ここも中国風。 
で、「Sof Seat」は、少しリクライニングする、回転しないクロスシート。中央部に大きな液晶テレビがあって、昼間は、かなりの音量でビデオが上映されていました。この席なら、直前でも乗車できそうな感じでした。
 
 
 
 
 ということで、ハノイ駅を発車。

 しばらくは、市街地の、家の軒先をゆっくりと走りますが、郊外の、貨物駅のようなところを過ぎたら、あとは田園地帯。70〜80km/hくらいの速度で進んでいきます。ロングレールじゃない区間がほとんどなので、線路の継ぎ目の音がうるさい…というか、だんだんと心地よくなってきます。この速度だからか、それほど乗り心地は悪くなく、良く寝られました。

※なお、窓が固定窓なので、すきま風は無いです。冷房完備で窓も固定窓だし。
 清掃もできているので、特に不快な感じはないです

ビールを飲んでつまみを食べていたら、すっかり良い気分。お休みなさい〜。
 その2 へ続く