1系電車さよなら運転 
 

今年の「ガチャコンまつり」の目玉は、なんと言っても1系電車の「さよなら運転」ですね。


 「さよなら1系電車」と書かれた特性系統板を付けた1系電車  米原−鳥居本 '01.10.14

 
 
高宮−多賀 '01.10.14

 
 近江鉄道を代表する(?)顔として、昭和38年より活躍していた、「湘南顔」を持つ1系電車は、2F(モハ2+クハ1222)1本だけが、有志の手によって登場時の塗装に戻され、予備車として使用されていましたが、ついに10/14をもって引退しました。
 
 10/13〜14は、多賀大社前−米原間の臨時列車として、前面に「さよなら1系電車 米原−多賀」という特製の方向板を掲示し、6往復が運転されました(最終米原発のみ高宮止)。側面にも「さよなら1系電車」と書いた特製のサボが掲示されました(普段は「ワンマン入口」と書かれているところ)。
特製方向板
 サボ。車番と共に。
 
 臨時電車はツーマン運転で運転され(と言っても車掌スイッチは撤去されているのでドア扱いは運転手が行った)、車内では補充券も発売されました。また、車内では、「さよなら1系」方向板・車内の車番・側面の特製サボの入札が行われました。(側面サボは抽選販売)
  

                                     車内の様子 '01.10.14
        
 10/14、15:30、最終運転になる米原発高宮行き電車が高宮駅3番ホームに着くと、すぐに、「1系電車さよならイベント」が開かれました。ホームでは、鉄道部長の挨拶のあと、最終の彦根行き回送電車の発車式が行われ、「1時間駅長」を交えてのテープカット・くす玉、乗務員への花束贈呈が行われ、1系の回送電車は、やや長い警笛を鳴らし、30人以上のファンや関係者に見送られ、発車していきました。
 
 さよなら1系イベントの様子。テープカットををするのは「1日駅長」と近江鉄道関係者
 
  このあと、貨車を利用したステージでは、車内で行われた入札(または抽選)結果の発表が行われ、各部品がファンに販売されました。(残念ながら、私には当たらなかったです)
 
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