彦根車庫の見たまま '97年夏頃


1997年夏頃に彦根車庫を撮った画像が発掘されましたので紹介いたします。

1997年夏といえば、800系などの大型車が八日市-近江八幡しか運用されていなかった頃(*)になります。
(*)いわゆる入出庫系等で彦根-八日市も運用されていたかもしれませんが
なので、800系は801Fと821F・822Fのみ竣工済みという時期です。


まずは、彦根駅跨線橋からの画像。この頃は彦根駅東口なんて影も形もなかったですから、この位置が車庫観察の限界だったのですよね…。
 
工場手前に「試運転」の幕を出して802Fが止まっています。まだ運用には入っていませんが、試運転は行われているように見えます。
よく見ると、パンタグラフが2基あります。802F(実は801Fも)は、820番台とは違い、パンタグラフ2基で竣工しているのが判ります。

工場のアップ。JRのホームから。
 

おろらく701Fになる車両が、改造に入った様子が見えます。
この時点では運転台の部品が取り外されている作業に見えます。



車庫の東側に回ってみると…、800系の改造途中な車両が見えます。
西武401系のビフォー&中間、といった光景でしょうか?

もう少し近くに寄ってみると…。
 
 
乗務員室ドア後ろの雨樋が埋め込まれていて、ドア窓がHゴム支持でない、ということはこの車両は804Fになる車両みたいですね。今にしてみると。
とにかく、改造途中で工場から出されて次の車両の改造に入っていることが不思議でした。

→今から考えると、701Fの改造を八日市駅新駅舎の竣工に合わせるため、この車両の改造を途中でやめて701Fの
  改造に入ったのではないかと推測しております。(今だから推測できるのですが)


工場の東側の一番奥には…
 
ライオンズカラーの801Fが置かれたままになっています。

なぜ新型冷房車の801Fが、改造前の車両のさらに奥に置かれているのか? 謎でありました。

→この車両、1993年に竣工したことになっているのですが、実際に運用されるのは、1999年頃、本線全線で800系が
  運用できるようになった頃からです。
  (私の曖昧な記憶だと、その頃の801Fって、連結面の角がカットされていなかったような…。証拠無しです)
 

 ホームから見た画像はこんな感じです。

なお、撮影日時についてははっきりしていませんのであしからずご了承ください。

 
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