近江鉄道では、3/23、JRのダイヤ改正に合わせ、ダイヤの改正が行われます。
各駅に、改正時刻が掲示されていました。が、時刻表の配布は3/17現在、まだ行われていませんでした。
なお、JRがダイヤの小変更にとどまっている割には、近江鉄道のダイヤ変更は規模が大きいです。(運転本数は大きく変わらないですが、発車時刻は大きく変わる駅が多いです)。
彦根・多賀・八日市・近江八幡の各駅で「取材」してきましたので、ここではその一部を紹介します。
詳細は近江鉄道のサイトで発表になるはずです。
(1)彦根駅
●米原行
最終電車繰り下げ(23:01→23:19:1本遅い「新快速」に接続が可)
15:55発に相当する列車が廃止
●八日市方面
昼間のダイヤパターンが「19分・49分」→「27分・58分」に変更。
(米原駅での新快速・「しらさぎ」「加越」からの接続改善?)
昼間は近江八幡行きが減り、八日市行きが増加。
多賀行直通が復活(14:12発。毎日運転)
23:18発八日市行、増発(今までの最終は22:54発)
(2)多賀大社前駅
彦根行直通、復活(13:22発)
13:22彦根行から14:28高宮行(しかも彦根方面行きに接続せず!)まで、66分間運転なし。
23:17発高宮行、増発(彦根発最終電車に接続)
(3)八日市駅
●貴生川方面
22:13日野行(土曜・休日運休)増発
15時代1本減/17時代1本増
昼間のパターンは変更なし
●彦根・米原方面
大きな変更なし
彦根で乗り換えの列車が増える
●近江八幡方面
14時代の快速電車(平日のみ運行)が廃止。運転本数1本減。
※快速電車は平日15時代の1本のみ。
昼間のパターン「16分・50分」→「10分・43分」へ。
●のりかえ
彦根方面→近江八幡方面
昼間は15分程度の待ち時間が発生。現在の乗り継ぎ時間は確かに短かすぎるのですが。
彦根方面→貴生川方面
昼間18停車し、時間調整していたものが10分以下の停車となり、改善
近江八幡方面→彦根方面
近江八幡方面→貴生川方面
※貴生川方面からの乗り継ぎは未調査です。
(4)近江八幡駅
昼間のパターン「11分・37分」→「06分・39分」へ。
8時代後半の快速が普通列車化。運転間隔が均等になるように調整。
昼間(15時代)の快速が廃止。
※快速は、平日2本・土休日1本に。また、全て八日市行に。
昼間、八日市方面→大阪行新快速の接続時間を、7〜11分→14〜18分に。
本当は、貴生川や日野・水口あたりで取材したかったのですが…。
今回のダイヤ改正のポイントは、
●八日市線と本線の運用が分離されつつある
●多賀線の車両交換を「彦根行・彦根発」で行う。そのため、運転手の仕業を減らすこと
ができる
でしょう。多賀線の昼間が不便になりますね。
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