809F 登場

高宮 '03.12.7
   

 元西武401系を改造した800系の、第9編成(モハ809+モハ1809)が営業運転についていました。
営業運転といっても、12/7に運転された、彦根−尼子間ノンストップの臨時列車に使われただけでしたが、とにかく、808Fについで、全て塗装をし直して登場したため、ぴかぴかの姿は、新車を印象づけるものでした。

 タネ車は、車体形状と車庫内の「在庫」より、西武クモハ434+433かクモハ436+435のいずれかと思われます。(808Fと同形状です)

特徴その1:バックミラー(ドアミラー)が無い!!

近江鉄道の車両の特徴である、乗務員扉に付いているバックミラーが、ありません。
おそらく、これから取り付けられると思われますが。

こちらは809F。「ドアミラー」が無いのがお判りでしょうか?
804Fです。赤の矢印の先にドアミラーがあるのが見えますか?
今回、臨時運用に入ったのは、ミラーが無いので、ワンマン時の乗降確認」がしづらいため、駅員の居る彦根・尼子(12/7は駅係員が配置されています。また、ホームにも駅係員が居られました)しか停まらない臨時列車に使用された、と推測します。

 

特徴その2:湖側だけ、第2パンタ用歩み板が無い!!

 西武401系は車番が偶数の車両に、2個のパンタを載せていましたが、近江では、そのうち連結面寄りのパンタを撤去しています。
 今までは、パンタのみ撤去しており、関連の設備はそのままでしたが、この809F(モハ809)の、かつ湖側のみ、歩み板が撤去されています。山側は他車と同じように、歩み板が残っています。
 
パンタ部分を大きくした写真です。

パンタの歩み板がありませんね。

なんだかすっきりした印象を受けます。

 

このページ一番上の画像は山側なのですが、こちらには歩み板が残っていますね。

 

というわけで、809F、外から見たまま情報でした。

内装については、また乗車できたときに調査の上、ご案内します。

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