初詣臨時列車を運転

 今年も、多賀大社への初詣に便利な臨時列車が多数運転されました。

 

 
 内容的には、昨年春より、彦根−八日市間が1時間に1本の運転になってしまったため、これを概ね30分間隔の運転にする、ことなのですが、八日市・彦根・米原の接続と、さらに多賀線と本線を高宮で乗り継げるようにするため、かなり苦心のあとが見られます。

 1月1日〜3日は、八日市−米原のすべての駅から30分間隔で多賀へ行けるようになってますが、単純に本線と多賀線を1往復/時ずつ運転を増やすだけではダイヤが成り立たないため、

 米原−多賀の直通:1往復/時
 八日市−米原:1往復/時
  (ただし、下りは高宮で系統分割・上りは高宮で20分以上停車)
 多賀線は時刻変更。臨時へ接続する

という、大がかりな変更を行っています。
その結果、多賀へ/多賀から、すべて30分間隔という、大変便利なダイヤになっています。
多賀線の運転本数は減っていますが、その代わり、ほぼ30分間隔で、かつ大半の列車が、米原/八日市の両方へ接続がある、という便利な状況になっています。
(高宮駅に乗客が溜まる状況が無くなっています)

一方で、高宮で系統分割したり、20分以上停車したりする列車が現れ、多賀以外の乗客は、あまり恩恵を受けられなくなりました。

1月4〜5日や6〜8日、13日〜14日は、米原からは30分間隔が維持されるものの、八日市からの30分間隔は一部の時間だけにして、運転本数を減らしています。

とにかく、乗務員さんはダイヤと、運用表をにらめっこしながら乗務していました。

上の写真は、昼間に運転された米原発の高宮行です。
朝に運転されている高宮行は、単行での運転ですから、珍しい姿、と言えそうです。
 

 
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