LE10形

 日野   1990年頃                  

富士重工製2軸レールバス。
八日市−貴生川間のワンマン化・小コスト化を目的に1986年に投入。
(当時製造されたバスと、側窓付近の構造が似ていますね)
エンジンが220psと高出力なのは、信楽への乗り入れを想定したためとも噂されたが、実際の所は、「電車並みの加速を実現するため」だったと思われる。(事実、LEの導入に合わせて駅が新設されている…京セラ前・大学前)

近江鉄道初の冷房車として好評だったが、定員70人と輸送力の無いことから2両連結で使われることが多くなり、
また220形の増備に伴い次第に活躍の場が狭くなり、1996年9月末以来、5両全車休車。2004年に1両を除き解体。

1両が彦根車庫にて留置されたままになっていて「近江鉄道ミュージアム」で公開されていたが、2012年11月に解体された。

 
 彦根(近江鉄道ミュージアム)  2010.10.9                  


思いでのレールバス

彦根車庫留置中

緒元

 
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