試運転期間中と全面開通後のダイヤが発表される |
JR西日本より、試運転期間中(6/25〜6/29)と、6/30の全面復旧後のダイヤが発表されています。 また、6/24は、最終の下り列車が、工事のため全線でバス代行になります。 ダイヤは、JR西日本のプレスリリースをご覧下さい。
6/30以後のダイヤは、朝の始発上りから「しらさぎ52号」「サンダーバード2号」に接続できるようになる等、修正が行われていますが、運転本数等、大きな変化はありません。
なお、6/30と7/1には、国鉄色キハ28・58を用いて越美北線全線復旧記念臨時列車「おくえつ号」の運転が運転されます。
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(以下 長文です) |
●6/25〜29の試運転ダイヤ 考察 6/25〜29の試運転ダイヤについて、勝手に考察してみました。 ※考察であり、証拠は全くありません。従って、予想が外れても当方は一切責任を持ちません。 (1) 前提条件 6/24夜に、最終の下り列車を運休して信号システムの変更工事が行われます。 おそらく、この工事が完成すると、信号システム上は水害前と同じ、すなわち、一乗谷駅での折り返しが不能になり、美山駅での折り返しも信号の手動扱いが必要になると思われます。越前花堂−美山間で、列車は1編成しか入れない、ということです。 本当にその前提でこのダイヤが組まれているか、考察を続けたいと思います。 (2)下り723D-1723D この列車は、6/25〜6/29の間、運休になっています。 これは、上り列車のダイヤを優先にした結果、似たような時刻に下り列車の運転ができなくなったため、と考えられます。美山以外で列車交換ができないので、上り列車のダイヤをいじらなければ、下り列車の運転できる時間帯は、6:00頃に美山駅で1720Dと列車交換…すなわち、福井駅を5:30以前に発車するほかありません。 (3)上り1720D-720D 1720Dで美山に着いた列車がそのまま上りの試運転列車となり、720Dになれば、豪雨以前の信号システムのままで運転できます。 現在、720Dはキハ28・58で運転されていますが、おそらく、720Dがキハ28・58で運転されるのは、6/22までになるでしょう。 (4)上り1722D-722D こちらも、1722Dで美山に着いた列車を上り試運転列車とし、そのまま722Dにすれば、豪雨以前の信号システムで運転できます。 この列車については注意が必要です。越前東郷→福井では、多客のため、キハ120の2連では輸送できないことです(ま、詰め込めば可能なのですが…)。豪雨以前も、この列車はキハ120の3連でしたから。 この列車は、おそらくキハ120の3連で運転されると思われます。おそらく、越前大野で1両か2両を増結でしょう。この車両は、南福井から下りの回送で送り込むのか、それとも前夜のうちに越前大野に送り込むのか、どちらでしょうか? 現在722Dはキハ28・58の2連で運転されています。1722Dと722Dが直通運転となると、キハ28・58が1722D、さらには下り1721Dに運用されることになり、そのためには前夜のうちに越前大野に送り込む必要があります。キハ28・58はワンマン運転できませんし、一乗谷−九頭竜湖間でキハ28・58の運転は長期間行われておらず、それこそ「ぶっつけ本番」で6/25を迎えるとも思えないので、おそらく、722Dはキハ120の3連かと。 もちろん、美山で信号扱いを手動にすれば、1722Dと722Dの車両を分けることが可能です。閉塞を固定すれば一乗谷での折り返しも可能ですが、一乗谷での折り返しには、閉塞固定だけでなく、踏切の制御も必要になってきます。722Dの送り込み回送を美山まで持って行けば…。こちらも美山での踏切制御を行う必要があります。そこまでするとも思えないのです。 (5)上り1724D-724D 1724D→上り試運転→724Dと直通運転するでしょう。 キハ120は5両しか居ません。1720D-720Dが1両、1722D-722Dが3両だと残り1両。ということで、この列車は1両で運転されるでしょう。この1週間は、予備車無しでの運転となりますね。 下り723D-1723Dがバス代行になっているのも、上り3列車だけで車両を全て使い果たしてしまうから、だと思われます。 (6)上り1726D-726D 下り1725Dよりも先にこの列車を推測します。 この列車、現在は、越前大野駅1番線発で、下り1725Dが2番線に到着したらすぐに発車していました。 ところが、上りの3列車で全ての車両を使い果たしたので、1726Dに使い車両は越前大野にありません。そこで、1726Dを2両で運転し、越前大野で分割、1両を1726Dに使うことで、車両不足を回避できます。ま、豪雨以前がこの体制だったので、元に戻っただけですが。 この列車の時刻が繰り下がっているのは、越前大野駅での分割作業のため、と推測します。 (7)下り725D-1725D 1725Dで越前大野の停車時間が長くなり、その影響で越前大野→九頭竜湖の時刻が繰り下がっていますが、これは、越前大野での切り離し作業のためでしょう。 この列車も、一乗谷→美山を試運転列車とし、直通運転されるはずです。 (8)上り1728D-728D 全体的に時刻が繰り下がっていますが、これは、下り1725Dの九頭竜湖到着が繰り下がった影響でしょう。この列車も美山→一乗谷を試運転列車とし、直通運転されるでしょう。 (9)下り727D-1727D 一乗谷→美山を試運転列車とし、直通運転されると予想します。 (10)下り729D-1729Dおよび上り1730D-730D 両者とも、試運転列車を挟んで直通運転されるはずです。 729Dの一乗谷着が15:25。730Dの一乗谷発が15:50。729Dから変わった下り試運転列車が15:37に美山に到着し、15:21に美山に到着した1730Dが上り試運転列車として17:38に美山を発車、1550発の730Dになる…と予想します。でないと、730Dの一乗谷発車を15:48から15:50に2分遅らせた理由がありませんから。 でも、ノンストップとはいえ、一乗谷〜美山を12分で走破することができるのでしょうかね? (11)下り731D-1731Dおよび上り1732D-732D こちらも、(10)と同じパターンと予想します。 731Dの一乗谷着が17:15。732Dの一乗谷発が17:42。美山17:29ころに、731Dを延長運転した試運転列車と、1732Dとの列車交換があると予想します。 (12)下り733D-1773D 733Dの時刻が1分繰り下げられたのは謎です。とりあえず、一乗谷→美山を試運転列車とし、直通運転されると予想します。この列車は2連で運転でしょうか。 (13)下り735D-1735Dおよび上り1734D-734D (10)と同じパターンでしょう。 735Dの一乗谷着が19:32。734Dの一乗谷発が20:05。美山19:50ころに、735Dを延長運転した試運転列車と、1734Dとの列車交換があると予想します。 735D-1735Dも2連で運転でしょう。時刻が変わっていないのに、PDFファイル上での列車番号が「変1734D」になっています。これは、2連だからか、秒単位で時刻が変わっているからか…。 (14)下り737D-1737D 最も大きく時刻が変わった列車です。 737Dは福井発21:06−越前花堂21:15発と、1駅の間に9分も要していますが、この間に、736Dとすれ違うはずです。越前花堂−美山間に列車交換ができる駅がないので、かなりの苦肉の策ですね。この列車も、一乗谷→美山を試運転列車とし、直通運転されると予想します。 (15)上り1736D-736D この列車も、時刻が変わっていないのに、PDFファイル上での列車番号が「変1736D」になっています。美山→一乗谷を試運転列車とし、直通運転されるでしょう。 (16)下り737D-1737D 時刻変更が掛かっていませんが、一乗谷→美山を試運転列車とし、直通運転されると予想します。 (まとめ) 以上より、一乗谷・美山での折り返しを廃止して、全列車で福井−越前大野・九頭竜湖で直通運転を行っても運用できるダイヤになっている事が判りました。 また、この運用から推測するに、キハ28・58は運用に入らないであろうと思われます。(6/30・7/1の臨時列車による運転を前に、試運転列車として南福井−越前大野で運転される可能性は高いですが、おそらく、昼間の開いている時間帯を使って行われるでしょう) |
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