3/16ダイヤ改正で220形運用が増加?


2013年3月16日のダイヤ改正は、大きく言うと、

 (1)全ての「快速」の廃止

 (2)昼間の、貴生川−水口(日野)間運転列車の廃止
   貴生川口は1時間毎の運行になりました。(朝夕は今まで通り)

 (3)八日市線で減便
   平日朝ラッシュ時の減便・平日最終列車の繰り上げ(最終の1往復を運転取りやめ)
   土休日始発の繰り下げ(1往復運転取りやめ)

という寂しい改正でしたが、3/16に確認したところでは、減便の一方で220形の運用は増えていました。

3/16の土・休日ダイヤの、見たままを紹介します。
 
                               
(1) 220形 貴生川にて昼間留置
 
 '03.3.16 貴生川                 
 

 貴生川−水口(一部日野)の運転は取りやめになったものの、イベント等に対応できるように?、昼間、2番線に220形が留置されています。
 なお、この車両、貴生川15:30発の列車で米原まで戻ります。(さらに米原から貴生川行きになる模様)

 貴生川−水口の列車が廃止になるのは、水口石橋の駅前にあった甲賀病院が移転することも影響していそうな気がします。(周辺自治体との合併で甲賀市が誕生し、それに伴って甲南・甲賀などからコミュニティバスが甲賀病院へ直通するようになったことも大きいでしょう)

 (2) 220形 本線での運用が増えた模様

 (注)2012/3/16での「見たまま」です。この日がイレギュラー運用だった可能性もあるのでご注意のほどを。
    (当日、ダイヤは乱れていなかったので、おそらくコレが正式だと思いますが…)

 始めに…、以前から220形の運用だった、多賀で夜を明かし、午前中多賀線を往復する運用は220形のままでした。
 この列車は、11:33多賀発の彦根行きで彦根に帰っていきます。
 一方、この彦根行と彦根で接続する米原行(彦根11:58発)が、なんと220形でした。
 
  '03.3.16 彦根                 
 

 この通り、2番線に220形が2本並ぶ「縦列駐車」が見られるようになりました。

 で、その折り返しと、さらにその折り返し…、と昼間に220形が本線を走り抜く光景が見られるようになりました。

(米原12:38 貴生川行→貴生川14:30米原行→米原16:08八日市行)

白昼堂々、ツリカケモーターをうならせて70km/hで快走する姿は、撮影や録音する方には良いかもしれませんが、彦根−八日市では立席が多数発生していて、正直、220形の運用ではキビシイような気がしました。
明らかにサービスダウンなので、800系の運用に戻して欲しいと思いますね…(逆に午後の多賀線なんて220形で良いはずだし)。

 
   '03.3.16 米原                 
(JRホームから撮影)                
 
    '03.3.16 高宮                 
                 
(3) 彦根方面からの 高宮行が復活
 
以前のダイヤで存在していつの間にか(^^;消えてしまった、彦根方面からの高宮行が復活していました。
(土日ダイヤの彦根15:29発の1本だけ)
高宮駅では「逆線進入」し、1番線に到着。そのまま高宮発で米原行となり折り返していきました。

 
     '03.3.16 高宮                 
                 

彦根方面からの高宮行、以前は3番線(多賀線ホーム)発着でしたが、今回は1番線発着で設定されました。
高宮から/高宮までの接続が多賀行/多賀発しかないので、乗車率はかなり寂しかったですが、2連でした。
(このあとの運用の都合もあるでしょうが…)

 見たまま情報のページへ