800系非常停車装置に「非常ブレーキ」表示


 近江鉄道の各車両(*)の中央ドア付近にある「非常停車装置」。
 西武時代からのモノですが、この装置を誤って扱う可能性があるからか、807Fで「非常ブレーキ」という表示が追加されているのを発見しました。
(*)(220形はどうだったっけなぁ【汗】)
 
 近江807F(西武413F)の「非常停車装置」。
 
 西武401系だった頃のままなので、昭和40年代の香りがしますね。

 そして、西武時代そのまんまの証拠!
 
 
2013.6.23 807F車内                
    
  
 「南入○」と書かれた封印。 ○は「曽」ですよね。たぶん。
※800系全車に残っているわけではありません。興味のある形は何編成かに乗車して探してみてくださいね。
 


 そして、近江901F(旧西武N101系269F)は、というと…。
 
 

 あれ、昭和50年代後半になっても全く同じデザイン
 
  2013.6.16 901F車内                 
    

 こちらは、「小手○」の封印! 「小手指」でしょうね。

西武401系は新宿線だったので南入曽、101系269Fは池袋線だったので小手指、という解釈でよいですよね?
 

※ かなり余談ですが、中学ぐらいまで西武と言えば西武百貨店とライオンズしか知らなかった私は、小手指と言えば、いしいひさいち氏のマンガ(アニメ)の「がんばれタブチくん」の「タブチくん」が住んでいた町、というイメージが強いです(笑)。


 なお、近江700系「あかね号」については、同じ位置に同じ装置がありますが、改造の際にスイッチが更新されていて「非常ブレーキ」という表示になっています。
 
 
 こんな所まで改造していたとは…恐るべし、あかね号。
 
 
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