ガチャコン JAZZトレイン が運転される

 
  '13.4.21 平田−武佐                

 4/20〜21に、八日市周辺で開催された「第5回 びわこJAZZフェスティバルin東近江2013」の一環として、八日市線(万葉あかね線)にて、「ガチャコン JAZZ トレイン」が運転されました。

 これは、電車の車内で、ジャズの生演奏を楽しめるというもので、八日市−近江八幡間で4往復が臨時列車として運転されました。
 乗車には特別な料金や予約等は不要で、通常のきっぷがあれば乗車可能でした。

 八日市−近江八幡がノンストップで、久しぶりに、駅を通過する列車の登場、と相成りましたが、演奏者に配慮して速度を抑えて運転されたため(最高速度45km/h)、所要時間は22分と、通常(18分)より長くなっていました。

 なお、車両は、4/20は809F(ゆるキャラ電車)、4/21は822F(パトカー電車)でした。

 電源が必要になるので、807Fの出番かと思ったのですが、違いました。(なお、アンプやキーボード等の電源は、運転席付近から取っていました)
 

  近江八幡駅にて。

案内看板と、「1デイ・スマイル・パス」の特設販売ブースが設置されました。

なかなか盛況でした(^^)。
'13.4.21 近江八幡          
 
'13.4.21 近江八幡                 
近江八幡駅では、通常ダイヤでは滅多に使われない(はずの)、2番線に入線。
 
 
'13.4.21 八日市                 
 

 ヘッドマークを期待していましたが、前面窓に掲示、だけでした。ちょっと残念。
 そういえば、パトカー電車822Fの「臨時」って、初めて見たような。そろそろ契約期限だと思うので(理由:京阪のパトカー電車が間もなく終了らしいので)、この臨時幕も最後かも。
 

 
八日市駅前の道路が一部歩行者天国になっているほか、八日市のあちこちで演奏が行われていました。
中には「JAZZ??」というものもありましたが、これはこれで良いみたいです。
八日市駅前のラピュタ跡(株式会社平和堂所有地)も、関係者の駐車場になっていました。



ということで、私は1往復ほど乗車しましたので、その時の車内の様子を。

※観客(乗客)の方は顔をモザイクで隠したつもりですが、演奏者の方は、「バンド名も公表されているので良いだろう」
 と判断し、顔を隠す処理をしておりません。(その方が、演奏の楽しさが伝わると思いまして…)
 もし問題があるようでしたら、Twitterの"@mogiriya"までダイレクトメッセージで指摘ください。対処します。

 

 管楽器中心のバンドの方々。
 速度を抑えた上に、加減速や分岐での速度も抑えていたようで、え?と思うくらい揺れませんでした。
 キーボード代わりに鍵盤ハーモニカを使用。

 モハ1822なのでコンプレッサ音とか気になるかな、と思ったのですが、これだけの楽器が集まっていて音量十分だったので、特に雑音を感じず音楽を楽しむことが出来ました。

 いやー!! 片道22分があっという間でした!。



 連結部には、仮設のカーテンが。
何でだろう?と思って向こうの車両に移動すると、そこでは、別のバンドが演奏してました。なるほど。

 
 モハ282側は、アンプを使わないバンドが。(ギター&ボーカルの方、すごい声量でしたね)
 こちらのバンドは、車両の長さを目一杯使った、移動しながらのパフォーマンスが良かったです。

 
 
 
 ワタシ的に、典型的な構成のJAZZバンド。

 1曲目も「Take a A-Train」でした!。



 ロングシートに腰掛けて演奏とか、運賃箱の横でドラムとか、楽器の出来る人がうらやましいです!。
 そして、演奏者の皆さんがとても楽しそうでした!!>これぞJAZZ。


 列車には、JAZZフェスティバルのスタッフの方以外に、近江鉄道の方も便乗されていて、乗客数とかをチェックされていました。
 私が見たところ、座席がほぼ埋まるくらいの乗客数だった(ただし、先頭の方は演奏者でしたが)ので、まずまずの成果だったと思いますが…。4/21は天気も回復してきたためか、八日市線そのものの乗客も多く感じましたし。
 ぜひ来年も!。

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