220形を使用した貸切臨時列車「音鉄臨」を運転(その1)

 5/4に「音鉄臨」と称した貸切臨時列車が運転されました。

 これは、「吊り掛け車220形で、録音&録画を楽しもう!」と企画され、ネット上で募集された企画で、参加者は、日頃は自由に出来ない録音/録画を、貸し切り電車という自由な環境で、満喫していたようでした。
 運転区間は、彦根→米原→八日市→近江八幡→八日市→彦根で、220形が八日市線(万葉あかね線)に入ることは(現在のダイヤでは)無いので、貴重なシーンになりました。

 私自身は、録画/録音機器を持っていないことから、一部だけ参加し、せっかくの機会なので八日市線にて「220形の勇姿」を写真撮影することにしました。

'13.5.4 彦根                 
 
 この日の主役、224。もっとも「良い音のする車」らしいです。
 
  
 
 参加者には、このようなモノが配られました\(^o^)/。
 

 列車が入線すると、早速、セッティンク開始!。
 こんなことは通常の営業運転では出来ません!(^^)。
 

 運転台にもビデオカメラの持ち込みが特別に許可されたので…。
 ずらりと並ぶ三脚&ビデオカメラ!
 (営業運転では運転業務の邪魔になるので絶対に無理でしょうね)


 ということで、まずは米原に向けて出発!

 …こういう企画なので、車内では「絶対にしゃべってはいけない!」「物音も立てないでね」「ケータイは、機器にノイズを発生させる可能性があるので、電源から切ってね」、という、過酷?な条件になっていました(^^)。

 
 参加者全員のテンションが高まる一方で無言(^^;、という極限状態(?)の中、米原2番線に到着。

 私はここで離脱。八日市線へ向かいました。

 
  '13.5.4 平田−武佐                 
 八日市線を快走する220形!。
   '13.5.4 武佐                 

 武佐駅で800系と交換。

   '13.5.4 武佐                  
 
 同じく武佐駅にて。…運転台に並ぶビデオカメラの列(笑)。
 
    '13.5.4 近江八幡
                   
 近江八幡では、定期列車では使用しない2番線に入線。
 
     '13.5.4 平田                  
                   
 折り返しは、近江八幡→八日市を快速運転するそうなので、通過駅の撮影&「今となっては貴重な通過される体験(^^;」をすべく、平田駅で待機。

 やってきた224は…。

 「快速 彦根」の方向幕&「快速」表示!\(^o^)/
 「ダブル快速(笑)」でした。

…ありがとうございましたっっっ!m(__)m

 
      '13.5.4 平田                  
 
 近江八幡方は、「快速」表示無しの、「快速 彦根」。\(^o^)/
ちなみにこちらが通常の快速運転時の姿です。
(って、今は快速も無いし、快速の彦根行なんて…と調べたら、2003年改正では運転されていたようです。)

 で、このまま1本あとの近江鉄道で彦根に向かっても追いつけないので、近江八幡からJR経由で彦根に移動。

 よく調べると、

 臨時列車:彦根着 14:13
 JR(760T):彦根発 14:13

 となっていたので、「もしかしたら…」と思い、南彦根を出たところから、かぶりつき位置で待機。
 
 
       '13.5.4 南彦根→彦根 JR車内より                  
 
 臨時列車が若干遅れていたようで、ひこね芹川駅に停車中の224を捕捉!

 ※ガラス2枚越しなので、画像の汚れはご了承願います
 
        '13.5.4 南彦根→彦根 JR車内より                  
 
 このアングル、定期列車でも撮れる機会が少ないので、たいへんありがたく頂戴いたしました。

 なお、この日に撮影された動画は、「YouTube」「ニコニコ動画」に続々とアップロードされておりますので、興味のある方は検索してご覧くださいませ。
 ツリカケ車の「うなるモーター音」。しかも「雑音無し」のピュアな前面展望が楽しめます。

(マニア的は動画の楽しみ方)
 ・車内放送を発車前に実施
 ・いつもとは若干違う、加速(力行)タイミング
 ・停車時にうなるAK-3コンプレッサ
 ・操作時にガチャガチャとうるさい、ブレーキ弁←ワタシは近江鉄道らしくて好きです。


 なお、「音鉄」な企画として、このあと、彦根車庫にて224を用いての
 ・AK-3コンプレッサの作動音を、間近で録音しよう!
 ・今や貴重な電空カム軸制御器の「空ノッチ」作動音を、間近で録音しよう!
 という企画、なども行われました。

 
 そして、さらに、盛り上がりすぎで時間をオーバーしてしまった、撮影会も…。
 (撮影会については別途報告させていただきます)

 
 
 電空カム軸制御器の作動音(「空ノッチ」)を録音している様子。
 カバー解放!\(^^)/。

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