100形101F 姿を表す


 先日「水色に塗装されている」と報告させていただいた(こちら)元西武101系295Fが、ほぼ完成した状態でホーム横に留置されていましたので、画像を紹介したいと思います。(委託撮影)
残念ながら、この日は留置していただけで通電していない状態でしたが…。

101+1101で編成を組んでいたことから「100形」を名乗ると思われます。
※公式情報に書かれていないので、あくまで推測です。

なお、11/4にはこの姿で試運転も行われたようで、その様子が動画サイトに上がっていますので、興味のある方は検索の上ご覧くださいませ。


【補足】100形という形式は近江鉄道に以前居ましたが、本ページではほとんど登場機会のないことから、「100形」は本系列のことを指すことにし、特に区別の場合のある場合は「旧100形」、あるいは「100形(T)」「100形(U)」として記述することとします。
 
画像は全て13.11. 7 彦根駅ホームより撮影
 
まず、編成全景。架線柱の関係でやや横がちですが。

 
反対側(米原寄)から。JRのホームより望遠で撮影。

 

側面には白のラインが。太さは900形と同じでしょうか。
側面のドアは銀色のままですね(今のところは)。
側面に行先表示機があるのは改造中の姿(ガチャコンまつり撮影会の時)の通り。前面の表示機もそのとき変化なさそう。
前面は900形とは違い、水色の「単色」。ワタシ的には"窓周りのブラックフェイス"と"ステンレスの飾り帯"には単色が似合っていると思うのですが…。
そして、前面窓の左下には「101」「1101」の車番が入るのは900形と同じですね。


貴生川/近江八幡寄りの車番は「101」。
  
米原寄りの車番は「1101」。
 
側面の車番は800系801Fや900形に続いて銀色のステッカー。はっきり言って水色ベースだと見にくい…(黒色にしてほしかった)。


車番だけでなく、ドア横の「ワンマン入口」などのステッカーも貼られているので、外観的にはほぼ完成かと。でも、900形はこの状態から、ドアに「イルカ」が貼られたのですよね…。

運転席あたりを真横から。
 
 
 
こんな感じでして、全ての窓の日よけが降りていて詳細は良くわかりませんが、運賃箱や整理券発行機、ドア横の手すりなどがクッション材で包まれている状態とのこと。ということは、営業運転はもう少し先、なのでしょうかね。


連結面。若干、青の幅が狭いような気がしますが、ほぼ従来の101系の塗り分けを継承。
  
 
 
最後に上から。(跨線橋より)
屋根も塗られている?それとも西武時代からこんなにきれいだったのかな。
 

そして、なぜ900形902Fにならなかったのか?という点ですが、試運転の動画を見ても判るとおりでして、ブレーキが900形の「近江タイプ」な電気指令式ブレーキと異なり、タネ車の西武101系と同じ音がするのです。ということは、ブレーキが改造されていない、ぽいです。形式が分けられたのはこれが理由かと思われます。
ブレーキが異なるとなると、性能確認的な試運転はともかく、乗務員訓練に時間を要す可能性が高いので、デビューは少し先になりそうですね。(あくまで予想)
 
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