ももクロライブ開催に伴う大学前駅の様子


大学前駅近くの布引運動公園陸上競技場で「ももクロ春の一大事2018 in 東近江市 〜笑顔のチカラ つなげるオモイ〜」が、4/21・22の2dayで開催されましたが、観客輸送のため、近江鉄道でも限界まで増発される臨時ダイヤが組まれました。(それでも輸送力が明らかに追いつかないので、メインの観客輸送は滋賀県内各地から集められたシャトルバスとし、ももクロ公式サイトでも、近江鉄道よりもシャトルバス(オリジナルグッズ付き)を利用するように案内された)

臨時ダイヤは基本的に次の様になっていました。
●朝~14時頃まで
  (米原)・彦根→近江八幡 30分毎
  近江八幡→日野(貴生川) 30分毎
  貴生川(日野)→彦根・米原 30分毎
 このパターンを基本にすることで、最も混雑する近江八幡→大学前を直通させ八日市駅での乗り換えをなくし、
 八日市駅での混乱を防止しました。日野行きが昼間に多数運転されたことが特筆されます。

●19時頃~最終まで
  貴生川(日野)→近江八幡 30分毎
  近江八幡→彦根・(米原) 30分毎
  (米原)・彦根→貴生川 30分毎
 ライブ終了(19:00予定)から、需要の多い大学前→近江八幡を直通でフル運転(といっても30分毎が限界)。
 合わせて八日市→彦根も30分毎で増発されました。

なお、2週間前ほどから、このような掲示もされました。



で、コンサート当日、大学前駅には駅員と整理員が最大で10人ほど派遣され、集札とワゴンによる切符の販売が行われました。また、駅前には仮設トイレも設置されました。(その点、駅前が広い大学前駅で助かったと思いますね)
 
'18. 4. 21 大学前

ライブへの輸送は、近江八幡駅で見ている限りは8割ほどがシャトルバス方面へ流れ、電車への輸送は一部にとどまりました。そのため、電車は立客が少し居る程度で、特に混乱は見られませんでした。それでも、日頃の2倍の本数にしたり、八日市での乗り換えを無くしたりする効果は十分に発揮されてました。近江八幡駅でも臨時のフリー切符販売ブースが出ていましたし…。

なお、列車の方は特に装飾は無く。五箇荘で日野行きが撮れるとか、そもそも本数が多いとか、若干珍しかったですが。
 
'18. 4. 21 五箇荘
 
なお、4/21に大学前駅で購入した切符はこんな感じの軟券でした。
 
 
19時すぎ、ライブ終了。とともに、大量の観客たちが一斉に…、かなりの頻度で大学前駅にやって来ました。
ホームでの整列は狭くて危険なので、駅前広場にての待機になります。
※待機中の列に、ワゴンで移動しながら切符を販売していました。
 
 '18. 4. 21 大学前
 
列は駅前広場を越え、県道まで達しましたが、モモノフさん(ももクロファン)たちは行儀良く並んでいたのが印象的でした。
 
  '18. 4. 21 大学前 
 
ホームで待つ乗客は居ないので、いつも通りひっそりとした大学前駅…。

 
  '18. 4. 21 大学前 
 
 
 そこに、近江八幡行の電車が到着。
一気に乗客を流し込む…ことはせず、少しずつ区切って乗客を電車に乗せていきます。

で、満員になったところで列を止め、電車のドアを閉め、発車。
このため(またモノノフさんたちのマナーが良いこともあって)、特に混乱すること無く、電車が運行されました。

 
  '18. 4. 21 大学前 
 
  
 大学前→八日市では若干遅延が出ていましたが、八日市での折り返しに余裕があるためか、全体的に遅れが波及することも無かったです。

なお、ライブ自体は15000人少し入ったようですが、シャトルバスが主体になって多くの観客を輸送したため、電車の乗車待ちは、私が見たところでは最大で45分ほどのようでした。
なお、この様な長い行列が無くなったのは21時頃。ちょうど近江八幡駅行シャトルバスに立ち席が見られなくなった頃でした。

この模様はライブ翌日にも報道されましたが(特に4/22は多くのマスコミが大学前駅で取材していた)、私が見ていた以外でも特に混乱やトラブルは無かったとのこと。これも近江鉄道はじめ関係者による周到な準備とモノノフさんたちのマナーの良さによるものであったと感じております。

なお、4/22の大学前駅の軟券は、ピンクでした。
 
 18.4.22 大学前
 
 見たまま情報のページへ