100形 車内
 
車内は、西武101系からのロングシートのままで、900形とは違いつり革も黄色に交換されていない、側面の化粧板(壁)が白系のものに交換されている(西武鉄道の101系更新車に近い)。

※2013.12.21に行われた「車内見学会」では、まだ広告が入っていない状態でした。

 
特に注釈のない画像は2013.12.21撮影
●101F・104F(座席モケットが交換されていない)
 

●102F・103F・105F(座席モケットが青系に交換されている)
 
 
 運転台直後は、左側が運賃箱・右側が車いすスペースになっていて、座席が撤去されている。(900形と同じ)
 
 
 
 
 特徴的なのが、車いすスペースに、車いすと共にベビーカーの絵(ピクト)が書かれていること。
 ベビーカーの方はここを優先席に使って欲しい。と言うことでしょうか。
  ※だったら、このスペースのつり革を残して欲しかった…。
 900形のような、車いす滑り防止用の凹凸は付いていない。

104Fも、乗務員室後ろの小窓が無いだけで、101〜103と大差ない。

内装が改装で張り替えられているため、接合部の跡は全く見えない。
 
 
900形は国鉄風の「非常ボタン」だったSOS装置が「通報装置」になっていて、乗務員と会話できるようになっていました。
 

ワンマン機器、とくに運賃表示については別途。

連結面は、片側はロングシートのまま(101Fは「シルバーなシルバーシート」のまま!、102Fは他と同じ青いシート、104Fは茶系のシート)、片側は、900形と同じ「サイクルトレイン用自転車置き場」になっている。
 
 この部分にはつり革がない。900形の場合はクロスシートに手すりが付いていたが、100形の場合はロングシートで、「サイクルトレイン」でない八日市線(万葉あかね線)や平日朝夕はこの部分は立席スペースとして使われるので、、つり革は残して欲しかった…。
 

ロングシートの中央にポールがあるのは、900形と共通。なお、900形とシート形状が違うが、これは、改造前からの違いと思われます。
また、画像の通り、つり革は特に改造されていない。900形では黄色いつり革に交換されていましたが…。

手すりが黄色くなっていて、 ドアの端に黄色いテープが貼ってあるのも900形と同じ。ただ、床の黄色い部分が900形よりも広くなっている。

900形と同じく、 ドア開閉時にはドアチャイムが鳴る。開閉時にチャイムは、東京メトロと同じもの。(西武鉄道とは異なる)また、ドアが開いている間は、3〜4秒に1回、「ポーン」という音が流れる。

104F・105Fはドア上に開閉ランプが付く。
ドア開の間は上画像のように点灯、開閉中は点滅する。
 
 
 運転席後の化粧板も交換されているいが、危険物持ち込み禁止・禁煙のプレートは流用されている。
 900形とは違い、製造銘板(東急車輌 昭和54年)が残っている。 近江車番と号車番号はステッカー。


 
 
1101の中央扉付近にある「非常停車装置」に「小手…」と書かれた封印が残っている。
 
 
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