100形
2017.11.4 八日市
 
 
 
900形と同じく西武101系(新101系および301系)を改造したのが100形。
101F~105Fの2両編成5本が在籍。

101F(101+1101)は「湖風(うみかぜ)号」と名付けられている。

101~103Fは、車体については900形同様、大きな改造は行われていないが、900形と違い、側面に行先表示装置(LED式)が設置されているのが特徴。
塗装は900形と異なり水色に白(若干グレー)の帯が入り、前面は塗り分けされず水色の単色となった。
前面の行先表示は900形と同じく、西武時代の手回し方向幕からLED表示装置に交換されていて、また種別表示は「ワンマン」に固定されている。
104F・105Fは、301系モハにクハの前面を接合して「先頭車化改造」されて2連に改造。101~103Fとは、運転室直後の小窓が無いほか、屋根周りと床下機器の配置が異なっている。

足回りや走行機器についても、西武101系に対し大きな変更はされていない。
なお、ブレーキについては、900形と違い改造されず、電磁直通ブレーキ(発電ブレーキ付)HSC-Dとなっていて、発電ブレーキも使われている(近江鉄道での発電ブレーキは初)

車内については、内装が白系に交換されているのが特徴。一方で、900形のようにクロスシート化されず、連結面もロングシートのままになっている。なお、片側は座席が撤去され、「サイクルトレイン」用の自転車スペースになっている。運転台寄りは運転席後ろに運賃箱が置かれ、反対側は座席が撤去され車いす・ベビーカー用スペースになっている。また、運賃表示器が新調され、液晶ディスプレイになっている。

●100
貴生川・近江八幡寄りの車両でパンタ付き。

側面の車番は銀色ステッカーで900形と同じ色であり、車体の水色ベースだと若干見づらい。

制御装置・抵抗器等が装備されている。

西武クモハ100形奇数車を改造
(104Fはモハ303+クハ1303を改造)

なお、前面のスカート(排障器)は付いている編成と付いていない編成がある。
 
●1100

米原寄りの車両。
MG・CPが装備されている。

列車無線アンテナはそのまま残っている。(900形は撤去されている)

西武クモハ100形偶数車を改造。
(104Fはモハ304+クハ1304を改造)

 

 


詳細ページ 
 
 全車拝見(車体のバラエティー)

 改造中の姿

 車内

 運転台・ワンマン機器

 台車

 方向幕(LED表示)

 
諸元
 

車両図鑑のページに戻る