800系と同じく、彦根車庫で701-1701の2両1編成が西武401系クモハ438+クモハ439から改造された。
近江鉄道八日市開業100周年・八日市駅駅舎改築にあわせ、1998年6月に登場。
「あかね号」という愛称が付けられていた。
2019年5月6日に惜しまれつつも引退。
流線型の前面、側面の大型連続固定窓と、外見上でも種車の雰囲気が全くと言っていいほど残っていない。パンタグラフも、他車とは異なり、連結面寄りが残されている。
ヘッドライトの間に配置された方向幕は、現在は使われておらず、「あかね」表示で固定されている。行先は2015年3月に増設された正面上部のLED表示器で行先を表示する。装置自体は800系と同じようで、表示内容も800系と同じ。
なお、「あかね」表示は4種類あるそうで、春夏秋冬の季節に応じて変えるとのこと。
車内は、転換クロスシートが並び(一部ロングシート)、車椅子スペースもある。室内灯にはカバーが付けられ、高級感のある車内づくりに一役買っている。貫通路は、狭幅となっている。
ワンマン設備も持ち、他の編成と共通運用されている。(700系の運用は特に決まっていない)
足回りは西武401系のままで、Mc-Mcユニット。(ただし、ブレーキは800系と同じく、電気指令式に改造されている)
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