100形 運転室・ワンマン機器 編
(1)運転台 編
 
(101)
(104)
 
 マスコンもブレーキ弁も西武101系のまま。
 
 ワンマン放送のスイッチ類がマスコンとブレーキの間に設置されているので、スイッチ類は一部移設されている模様。

 4連メーターも、配置が西武101系のままで、900形とブレーキ圧力計の配置が異なっている。
(電圧計が運転席の右上にある)

 マスコンの足下には足踏み式のデッドマン装置が、追加されている。(西武時代は無かったと思われる)。

 メーターの奥の、台座に載っているのはいわゆるドライブレコーダーで、その右に運賃表などの設定装置がある。
 
 LED化されたので行先表示のハンドルは撤去、種別はワンマンに固定されているので動かさないように注意書きが貼られている(900形に同じ)。
 
  
車掌用ドアスイッチ・お知らせ放送スイッチ・ドア切り替えスイッチの配置は900形と同じ。

一番上の切り替えスイッチでワンマン(前後扉のみ開放)・全扉開放を切り替え、一番下の車掌スイッチでドアを開閉する。真ん中のお知らせ方法スイッチで「ドアが閉まります」などの放送を入れることができる。
 
(2)ワンマン機器編
 
 運賃箱。新品のようですが、バーコード整理券の読み取り機能や、もちろんカード対応機能はない。

やはり目立つのが、液晶ディスプレイになった運賃表。
※ふつうの液晶テレビと同じ部品が使えるので、ソフトの開発費はともかくとして、機器のコストはこちらの方が安そうです。

ということで、液晶ディスプレイの表示集を。
 
運賃表モード。
 
停車駅案内も出る。
 
英語も出せます。
 
乗り換え案内も出ます。
 
こんな案内や  こんな案内も出ます。
150kW×8・オールMの強力な加速にご注意ください(笑)
 
前面/側面表示が「近江鉄道」の時はこうなります。
(展示会の時はずっとこの表示でした)
→前面・側面表示と連動している可能性が高そうです。
  
表示は新しくなっていますが、放送の声の方は他車と同じ。
バスのようなコンピュータによる音声合成では無い。(私としてはこの方が嬉しい)
 
 整理券発行機も新品。台座も新品に見えますが、中にあるスピーカーは流用に見える。

 出てくる整理券は、900形と同じで、800系や220形に比べ長さが短い。(900系のワンマン機器編参照)
 
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